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フルートは、自分を見つめられる『鏡』。 だから、いつも素直になれる。
昨年春に芸大卒業したのプロフルート奏者・yumiさんです。まるで妖精のようなほんわかした雰囲気のルーツに迫ってみました。 |
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フルートとの出逢い
中学1年で吹奏楽部に入部し、クラリネットを担当しました。部員が13人の小さな部活だったので、一人一人楽器担当では足らず、中学3年からはクラリネットとフルートを兼任することに。そこで、安いフルートを買うために楽器屋へ行くと、たまたま高いフルートを勧められ、結局購入しいてしまいました。これを機に、フルートを本格的に習い始めるようになったんです。
中学3年終わりに、たまたま静岡県学生音楽コンクール管楽器部門で入賞。そこから「高校でもフルートを学びたい」と強く思うようになりました。卒業後は、尊敬するフルート奏者がたまたま東京芸術大学の講師で、その方を師と仰ぎ、同大学へ進学しました。
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シゴトとワタシ
ワタシにとって、シゴトであるフルートは『遊び』ですね。生活の一部といった感じです。ですから辛いと思ったことはあまりないです。気晴らしにみかん畑で奏でることはありますよ。なんとなくパワーをもらえる気がして。静岡なので、みかん畑はいっぱいあるんです。食べるのはあまり好きじゃないんですけどね。心がけていることは、「フルートの前では嘘をつかないこと」。フルートには喜怒哀楽を込めるようにしています。心が音楽そのものですので、感情が人よりストレートに出ちゃうのかも。そういう意味では、フルートは自分そのものが見られる『鏡』だとも言えます。
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学生の皆さんへ
私は、たまたまフルートに出逢えて、音楽をするための手段がたまたまフルートだっただけです。人それぞれなんらかのきっかけがあって、才能を活かせることは必ずあるはずです。その才能にばったり逢えることを信じて、頑張ってください。
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記事提供:株式会社就職課 http://www.shushokuka.jp/
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